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東北大学応用物理学専攻安藤研究室

安藤研究室FAQFAQ

安藤研究室の現役学生の声をFAQ形式で紹介します。 安藤研究室の環境・雰囲気等が窺えると思います。

Q1. どんな研究をしていますか?

A1. 不揮発性磁気メモリに応用するための微小磁石の開発をしています。成功すれば、従来の半導体メモリよりも、省エネルギー、高速かつ大容量のメモリが実現できます。

A2. 脳や心臓からの磁界を、室温で測定するための超高感度磁気センサーの開発を行っています。これが実現すれば、脳や心臓の磁界計測を現在よりも簡便に行なえ、病気の早期発見やリハビリ医学に役立つと期待されています。

A3. 電子の自転 (スピン) 運動を調べる研究をしています。スピンは、ナノ(10-9)秒以下の時間領域で超高速運動をしているので、その測定は非常に難しいのですが、その運動を明らかにすることは物理的に非常に興味深いです。

A4. ハーフメタルとよばれる材料の研究を行っています。ハーフメタルに電流を流すと、運動する電子のスピンが1方向に揃うことが期待されています。この開発に成功すれば、従来よりも圧倒的に高性能な電子デバイスを実現できます。

Q2. 安藤研究室を選んだ理由は?

A1. スピンエレクトロニクス分野のトップランナーであり、また、充分な研究環境が整っているから。

A2. ホームページで情報を集めて何か面白そうな所は無いか探していた所、「スピントロニクス」という新しい分野があることを知り、興味を持ったのがきっかけです。

A3. 磁気メモリなどの、省エネルギーデバイスの開発に携わりたいと思ったから。

A4. 最新の実験設備が整っていて、世界最先端の研究ができると考えたので。

Q3. 安藤研究室の雰囲気・魅力は?

A1. 親しみやすい人がとても多く、皆、精力的に研究をしているとても活気のある研究室です。

A2. 研究についてはもちろん、それ以外のことについても話し合いが頻繁に行なわれており、それを実行する行動力があります。

A3. まずは実験装置が充実していること。素晴らしい装置がたくさんあり、種類も豊富で色々な実験ができる所です。また、スタッフや先輩の方が、皆さん忙しいにも関わらず、実験に関する相談などを真剣に聞いてくれるといった点も安藤研究室のいい所だと思っています。

A4. スタッフは、仕事のことに関しては厳しいですが、それ以外では学生との間の壁がなく、とても友好的です。

Q4. 安藤研究室に入って欲しい学生は?

A1. 自然現象の探求に情熱を持って臨める人。社会性・社交性のある (かわい気のある?) 人。

A2. 何より、真剣に実験に取り組める人と一緒に研究を行っていきたいです。

A3. 何にでも一生懸命頑張る人、物理大好きな人、実験大好きな人。

A4. 世界一の研究をしたいと思っている人と共に頑張りたいです。

Q5. 目指す研究者像は?

A1. 研究室や大学院で得た知識や技術を活かせる環境で磁気デバイス等の研究開発を行い、高品質な製品を世の中に提供していければと考えています。

A2. 応用物理学コースや安藤研究室で勉強させてもらった事を、世の中に還元できる研究者になりたいです。

A3. 誰も真似できない、個性的な研究者。

A4. 地道にコツコツと努力して、モノを創りあげられる研究者になれればと思っています。


東北大学大学院応用物理学専攻
安藤研究室

〒980-8579
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-05

TEL 022-795-7949
FAX 022-795-7947