東北大学大学院工学研究科 応用物理学専攻
東北大学工学部 電気情報物理工学科応用物理学コース

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コース・専攻長メッセージ

本年度専攻長・コース長を担当する松枝宏明と申します。よろしくお願いいたします。応用物理学専攻・応用物理学コースは、物理学を中心とする基礎科学と物質工学の両方に軸足をおき、山積する社会課題解決のための技術開発と豊かな人間形成を研究教育理念とする、60年近い歴史のある専攻・コースです。この理念の達成と充実した研究教育を実現するために、教職員一同、一生懸命努力しています。
さて、皆さんは「応用物理学」という言葉から何を連想されるでしょうか?物理というキーワードがつくと何か難しいことを連想していませんか?応用物理学とは先に述べたように、堅固な物理の知識を拠り所としているからこそ、新たな技術的価値を創造できる、現代科学技術になくてはならない非常に総合的な学問なのです。東北大学の強みであるスピントロニクス・磁性材料、エネルギー問題や社会の質の向上に貢献する超伝導・半導体・熱電変換・ガラスなどの機能材料研究は勿論のこと、昨今の量子情報技術戦略・生物物理工学などの異分野横断研究、東北放射光や電子分光などの最先端計測技術まで、ターゲットは実に多岐に渡っています。非常に基礎的な物理理論の研究から医療センサー応用等の産学連携まで、これほどの幅のある専門性を持つ専攻・コースはなかなかありません。近年流行のAI技術・機械学習なども、応用物理学では物質探索・創薬などの現実の場面で活用されています。
大学・大学院で応用物理学を学ぶことにより、自分の専門性だけでなく、幅広く論理的・客観的な視点が身につき、これが人間的な成長にも繋がります。それを背景として卒業生・修了生の進路も多岐に渡っており、メーカーをはじめとする様々な技術社会の中核で活躍しています。
一方、我々の生きるこの時代、地球規模の災害・感染症や社会・経済の急速な変化などが継続的に続いております。学生の皆様にとって将来の不安がよぎる状況ですが、そのような中にあっても、しなやかに生きる術を身につけていかなくてはなりません。また、そこからも解決すべき課題に技術で挑戦していかなくてはなりません。教職員一同、学生の皆様の自律的成長がみられるよう、最大限の応援をしていきたいと思います。
皆様には、応用物理学専攻の様々な魅力に是非注目していただきたいと希望しています。